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OUT WITH THEM
with Riko Ko at TALANTO Atelier

OUT WITH THEM は、TELOPLAN デザイナー Lin が、親交のある友人たちを、その人にゆかりのある場所で撮り下ろしていく企画。
アーティスト、デザイナー、クリエイター。それぞれの感覚や日常、空気感を、TELOPLANの洋服とともに記録していきます。

第二回は、ロンドンを拠点に活動するジュエリークリエイター兼モデルの Riko Ko を訪ね、彼女が暮らし、制作を行うイーストロンドンのアトリエへ向かいました。

Q. 自己紹介をお願いします。

Riko Ko(She / Her)です。ジュエリークリエイターとして自身のブランド「TALANTO」を運営する傍ら、モデルとしても活動しています。
2024年からロンドンに住んでいます。

Q. TELOPLANデザイナーLinとの出会いは?

共通の知り合いから紹介してもらい、ロンドンで知り合いました。ずっといろんな人から Linちゃん の話は聞いていて、やっと会えた、という感覚でした。
私にとって Linちゃん は、普段はクールだけれど、お話しするとたくさん笑ってくれる、芯の強い素敵な女性。
もっと早く出会いたかったなと思います。

Q. 今回の撮影では、ご自宅兼アトリエにお邪魔しました。空間づくりでこだわったことを教えてください。

1年以上ノースロンドンに住んでいましたが、今年の2月からイーストロンドンに引っ越しました。
近所にはインディペンデントなカフェやショップも多く、イベントや仕事もイーストエリアが中心なので、とても便利です。
今は5人でシェアしている小さなフラットの一室を、アトリエ兼自室として使っています。
ジュエリー制作では研磨作業による粉塵が出るので、ベッドや食事をする場所からはできるだけ離したい。でも自然光が入り、風通しも良い場所で作業したい。その両方を考えながらレイアウトを組みました。
小さいスペースを心地よく整理するのが好きなので、今の部屋にはとても満足しています。
フラットメイトとも仲が良く、それぞれがキッチンで料理をして、一緒に食卓を囲むこともあります。

Q. ジュエリーを制作し始めたきっかけを教えてください。

2018年に日本の美術大学へ進学し、金属工芸を専攻したことが大きなきっかけです。 振り返ると、高校生の頃から学校から帰ると夢中で粘土やビーズを触ってアクセサリーを作っていました。大学で金属という素材を選んだのも、とても自然な流れだったと思います。
大学ではまず、自分で使う道具を作るところから始まりました。銅板を叩き、真鍮を削り、金属の基礎を学ぶ日々の中で出会ったのがロストワックスという技法でした。
その自由な表現力に触れた時、「これが自分に一番合っている」と感じたのを覚えています。
大学時代に作った道具や当時から使っている機械は、今も私の大切な相棒です。

Q. TALANTOというブランド名にはどんな意味が込められていますか?

ブランド名は、聖書の「タラントのたとえ」というお話に由来しています。クリスチャンの家庭で育った私にとって、幼い頃から身近にあった大切なお話です。内容は、「神様は人を作るとき、それぞれに異なる『Talent(才能)』を授けてくれた。それは一人で大切に隠し持っておくものではなく、自ら育て、大きくし、誰かのために使っていくことこそが人間の使命である」というもの。
幼少期、勉強も運動も不器用だった私は、この言葉に「自分にもきっと、何か輝くものがあるはず。絶対にそれを見つけ出すんだ」と励まされました。
そして今、自分が見つけた“できること”がジュエリー制作です。
私が作った小さな TALANTO が、それを身につけてくださる方の魅力を引き出し、その人自身の才能を輝かせるきっかけになればと思っています。

Q. 普段はどんなことからインスピレーションを受けていますか?

私は、自分の生活を日記のようにジュエリーへ落とし込んでいます。
過去に飼っていた愛犬への想い、タバコを吸っていた時期に作ったライターケース、失恋の経験、新しい国で見つけた驚き。
生活の中で起きた出来事や感情のすべてが、制作の種になっています。
ロンドンへ移住してからは本を読む機会も増え、その影響から金属製の栞を作り始めました。
その時々のライフスタイルや感情の揺らぎが、そのままコレクションになっていく。それが TALANTO らしさだと思っています。

Q.ロンドンでのポップアップやマーケット出店で印象的だった出来事はありますか?

異国の地で、自分自身もブランドも誰も知らない状態からスタートすることは決して簡単ではありませんでした。
それでもロンドンの人たちは、ものづくりに対してとてもオープンで、驚くほどフレンドリーに作品を手に取ってくれます。
特に印象に残っているのは、あるマーケットで隣になった出店者の方から、「1年前にあなたのジュエリーを見て、それがきっかけで自分もジュエリーを作り始めた」と言われたことです。
続けてきたからこそ、自分の TALANTO が誰かの新しい挑戦のきっかけになれた。その出来事は今でも大切な思い出です。

Q.ジュエリー制作とモデル活動、今後の展望について教えてください。

ジュエリー制作とモデルの仕事は、私にとって全く違うエネルギーを持っています。
TALANTO が自分の分身を育てるような内省的な作業だとしたら、モデルはチームで世界観を作る表現です。
10代から続けているダンスの経験もあり、自分を少しトランスフォームさせるような感覚があります。最近では TALANTO のルック撮影を自分でディレクションすることもあります。
今後はこの二つの表現をさらに深く追求しながら、自分だからこそ作れる TALANTO の世界観をより鮮明に形にしていきたいです。

Q. TĔLOPLANはどんな洋服だと思いますか?

私にとって「赤」は特別な色です。
ロンドンで過ごしたこの2年間も、ほとんど赤いロングヘアで過ごしてきました。
だから Linちゃん がTELOPLANの赤いトップスを見せてくれた時、「なんて美しいんだろう!」と心が躍りました。
繊細でありながら力強さもあって、今の自分の気分にぴったりだと感じました。
合わせたスカートも、斜めに入ったプリーツや、後ろから見るとパンツのようにも見えるデザインに一目惚れしてしまいました。 大切な日や、自分のエネルギーを高めたい日に着たい一着です。

WORN BY Riko Ko

Efe Knit Tank Top / White
Efe Knit Tank Top / Gray
Efe Knit Tank Top / Black
Efe Knit Tank Top / Red

PROFILE

Riko Ko
ジュエリークリエイター、モデル。2024年よりロンドンを拠点に活動。
自身のジュエリーブランド「TALANTO」を運営しながら、モデルとしても国内外で活動している。
Instagram: @riko_ko__

TALANTO
日々の出来事や感情を記録するように制作されるジュエリープロジェクト。
2018年、日本の美術大学で金属工芸を学ぶ中でRiko Koによってスタート。身の回りの小さな物語をジュエリーへと置き換えながら、一点一点手作業で制作を行っている。2024年よりロンドンを拠点に活動。現在は東京・SEASON VOICE STUDIOにて展開中。
https://talanto.online





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