
TĔLOPLAN PLAYLIST:July 26’
夏の景色や空気に寄り添う楽曲を、TĔLOPLANデザイナーがセレクトしました。
何か楽器ができるわけでも、音楽に特別精通しているわけでもない。
ただ、気になるフェスティバルや友人に誘われたイベントへ足を運び、その場で直感的に「好きだ」と思ったアーティストを記録していく。
ロンドンにいると、そんな偶然の出会いに恵まれる機会が数多くあることも、この街を好きな理由の一つです。
今回のプレイリストでは、夏の熱気をやわらげ、静かな陰へと誘う機械的なアンビエントを中心に、6曲をセレクトしました。
その中から、特に印象に残った2組のアーティストと、選曲にまつわるエピソードをご紹介します。
1. Black Sun - Partial Eclipse Version — Kode9, The Spaceape
5. Infirmary — Kode9
Artist Profile
スコットランド出身のDJ/プロデューサーKode9。UKベース・ミュージックを代表するレーベル〈Hyperdub〉の創設者として知られ、ダブステップ以降の実験的なサウンドを牽引してきた。哲学の博士号を持ち、政治や都市、テクノロジーといったテーマを作品へ落とし込む姿勢も彼の大きな魅力の一つ。
Designer Comment
彼が2016年のブレグジットについて語るインタビューを読んでいた。
2014年のスコットランド独立住民投票で独立の機会を逃したことで、結果としてEU離脱という船に乗ることになったスコットランド。その複雑な立場について語る内容を読みながら、「あれからもう10年も経ったのか」と、今さらながら気づかされた。
2016年6月、キングス・クロス駅で「ブレグジットが可決されるなんて信じられない」と話しながら歩くイギリス人とすれ違った、あの瞬間を今でも鮮明に覚えている。
異国で暮らす一人として、その先に続くナショナリズムの高まりを本能的に感じながらも、「ロンドンに暮らす人たちの考え方は、それとは少し違うのかもしれない」と、どこか安堵した瞬間でもあった。
作品はもちろん、背景まで知ることでさらに深く楽しめるアーティストの一人だ。
4. H.O.R.S.E. — John Talabot
Artist Profile
スペイン・バルセロナ出身のDJ/プロデューサー。ハウス、ディスコ、バレアリックなどを横断する独自のサウンドで高く評価され、ヨーロッパ各地のフェスティバルでプレイを続ける存在。空間全体をゆっくりと高揚させていくようなDJセットが印象的。
Designer Comment
今年最初のフェスティバルは、5月最後の週末にペッカム・ライ・パークで開催された「GALA」だった。
その前の週までは最高気温15度前後と肌寒く、ニットを着て過ごしていたにもかかわらず、この日は一転して30度を超える猛暑。
そんな一日で私たちが最も心を奪われたのは、会場の中でもひときわ暑く、風通しの悪いドーム型テントでプレイしていたJohn Talabotだった。
太陽に熱された灼熱のテントを出たり入ったり、外の空気を吸ってはまた最前列へ戻って踊る。まるでサウナのように体温を上げ下げしながら、体力の続く限りそのステージに夢中になっていた。そして何より、あの過酷な環境の中で、自分たちはその場を離れられなくなるほど素晴らしい音楽を届けてくれた彼らには、感謝の気持ちしか残らなかった。
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直感的に「好きだ」と思える音楽との出会いは、いつも突然に。
紹介したアーティストを含むプレイリストをぜひ楽しんでみてください。
Playlist
Black Sun - Partial Eclipse Version — Kode9, The Spaceape
Rust — RJ Valeo
Resynthesis — Max Cooper
H.O.R.S.E. — John Talabot
Infirmary — Kode9
05:10 AM / DREAM I NEVER HAD - Edit — Everything Is Recorded, A. K. Paul
▼Spotify Playlist
https://x.gd/4yXdN
FES Essentials
夏のフェスシーンにも活躍する、TĔLOPLANの機能性とデザインを兼ね備えたアイテムもぜひご覧ください。
・Feyzi Bra
・Rasim Pockets Skirt
・Muhtar TEE
・Hoca Jersey Tank Top
・Morgane Pouch
・Quillon Trousers
・Bernadette Vest