
TĔLOPLAN PRODUCT STORIES:
The Shape of Knitwear
ニットの柔らかさを持ちながら、身体の輪郭を美しくつくるもの。
あるいは、一着の中でシルエットそのものを変えられるもの。
今季のニットコレクションでは、素材の特性や編みの構造、ディテールの工夫によって、ニットが持つ「形」にフォーカスしました。
立体的なカーブとギャザーによって身体に沿うElijah Knitと、着方によって異なる輪郭を楽しめるLogan Knit Top。
それぞれ異なるアプローチから、ニットの新しい表情を引き出しています。
Elijah Knit Top
Shape by knitting
身体を包み込むような立体的なカーブパネルが印象的なElijah Knit。
14Gのハーフミラノリブで編み立てることで、ニットならではの柔らかさを残しながら、布帛のように美しいフォルムを保つ仕上がりに。
フロントにはギャザーを施し、バストから身体に沿うように配置。平面的になりがちなニットに自然な陰影と動きを生み、着用すると柔らかなドレープを描きます。
特徴的なのは、フレンチスリーブとアームウォーマーを組み合わせたような袖のデザイン。サムホールに指を通すことで腕の動きを妨げにくく、身体に沿うコンパクトなシルエットに軽快さを加えています。
ウールの温かみ、コットンのナチュラルな肌触り、ナイロンストレッチによる優れたキックバック。
それぞれの素材の特性を組み合わせることで、身体に沿いながらも締め付けすぎない、しなやかな着心地を実現しました。
Logan Knit Top
A Different Silhouette
90年代の空気感を取り入れた、少しくたっとした表情のダブルフェイスニットフーディー。
インスピレーションとなったのは、Christian Stemmlerの写真集に映る若者たち。そこから感じられる当時のスタイルを思わせるように、光沢を抑えた不均一な絣調のファンシーヤーンを選びました。
糸そのものが持つ色の揺らぎによって、一枚一枚異なる表情が生まれるのも特徴。均一に整えすぎない有機的な風合いが、程よいヴィンテージ感をつくり出しています。
そして、このニットの表情を大きく変えるのが、フロントに配した着脱可能なセンターパネル。
パネルを装着すれば、ゆとりのある立体的なフーディとして。取り外せば、身体に沿うコンパクトなカーディガンへと変化します。
同じ一着でありながら、パネルの有無によって異なる輪郭を楽しめる。スタイリングやその日の気分に合わせて、自由に形を変えられるニットです。
Two Ways of Shaping Knitwear
柔らかさや伸縮性といったニットならではの特性を活かしながら、身体との距離やシルエットをデザインする。
立体的な構造によって身体に沿わせるElijah Knitと、ディテールを取り外すことで輪郭そのものを変えるLogan Knit Top。
異なるアプローチでつくられた二つのニットは、素材だけではなく、その「形」まで楽しむためのアイテムです。